(P1)
搾乳ロボットの利用効率調査−千葉県下H牧場の事例−
本田善文・長谷川三喜・市来秀之(畜草研)・知久文恵・植竹勝治・田中智夫(麻布大)
千葉県佐原市のH牧場で稼働している搾乳ロボットについて、初夏期、盛夏期および秋期の3期にわたり、搾乳ロボットへの訪問回数、ロボットの利用効率等を調査した。その結果、各期で供試頭数が異なったため暑熱の影響は明らかにできなかったものの、ワンウェー・カウ・トラフイツクでは日間変動が少ないこと、ロボットの通過は利用効率に影響しないこと、等の知見を得た。
(P2)
微生物相による畜舎汚水浄化機能の簡易評価法の開発
−施設の状態を判断するシステムの構築−
長峰孝文・亀岡俊則・山本朱美・古川智子・伊藤稔・古谷修(畜環研)
畜舎汚水の活性汚泥処理施設を対象に、微生物の顕微鏡による観察を中心とした簡易評価によって、一般畜産農家でも施設の状態を把握し、状態の悪い場合には、その対処法を判断できるシステムの作製を試みた。システムはインターネットブラウザ上にて動作するようにした。
(P3)
膜分離活性汚羅法によるパーラー・パドック排水の浄化処理−流入汚水の性質、活性汚泥の状態と処理水質−
佐藤義和(畜草研)・中村正斗・矢用健一(北農研)・原宏一・西原良一(オリオン機械)
膜分離活性汚陀処理方式の汚水処理プラントによるパーラー排水およびパドックからの流出水の浄化処理を実規模で通年行い、流入汚水の性質と処理水質とを分析した。流入汚水のBOD−N比と窒素除去率、およびBOD−P比とリン除去率との問には相関が認められ、BODが高い時ほど除去率が大きい傾向であった。
(P4)
低コスト堆肥化施設の開発−ガルウイング型堆肥舎−
向弘之(北海道農研)
低コスト化と低温下の発酵促進を考慮して、眺上式の屋根を有する堆肥舎を考案し、実規模施設を試作した。堆肥材料を覆う最小面積・最低高の屋根を、跳上げることで機械作業を可能にする。屋根が低く金具接合で組立るため、安全で簡易な施工ができる。透明フィルムの2重被葎で保温性を高め、蒸発水分を屋根内面で結露させることで.潜熱とアンモニアを回収する仕組みを有する。
(P5)
スラリー処理の低コスト化に関する研究(2)
−施設構築および運用コストから見た好気性処理の考察−
松本光司(オー・アンド・アール技研)・猫本健司・干場信司(酪農大)
連続投入式と回分式の2つのスラリー曝気施設において施設の構築コストと運用コストを希釈水の使用量、冬期間の貯留容量の2点に着目してコストの算定・比較・検討を行った。施設構築コストは希釈水量や必要とされる貯留日数に影響を受けるが、影響の受け方は曝気方法により大きく異なることがわかった。
(P6)
熱収支法およぴガストレーサー法を用いた温室換気量の測定
石井雅久・佐瀬勘紀・小綿寿志・森山英樹・奥島里美(農工研)
ガストレーサー法および熱収支法を用いて、ガラス温室の換気量を測定した。ガストレーサー法で測定した自然換気温室の換気回数は、熱収支法よりも多かった。これは換気量の増加とともに、トレーサーガスの濃度が急激に希釈されたことが影響したと考えられた。今後は実測を重ね、測定精度を高めるための検討が必要である。
(P7)
自家育苗用としての片屋根型プラスチックハウスの開発
長崎裕司・玉城勝彦・金井源太(中央農研)
高温期の野菜・花き育苗において、従来の自家育苗用の丸屋根型にくらべ、側窓開放面積が広く確保できる片屋根型プラスチックハウスの適用を検討した。不整形棚田への適用では囲場を有効に利用でき、換気性に優れていることを確認した。基礎にスパイラル杭(幅50mm、長さ600mm)を利用すると・容易に施工できた。また、引き抜きに対する強度が従来のベース付(直径約25cm)コンクリート基礎の約80%であることを明らかにした。
(P8)
Development of dry methane fermentation system(W)
- Acidogenic perfomance -
Wei Zhong JIANG, Yutaka KITAMURA, Noriaki ISHIZUKA(Shimane Univ.)
In this study、effects of HRT and stirring media in fermentor on acidogenic performance are evaluated via system parameters involving VA production and VS degradation under mesophilic condition. Two sequential experiments were conducted by a bench-scale RDFS. In the first experiment performed at HL
(P9)
族酎廃液のメタン発酵処理に関する研究
守田和夫・田中史彦・アブドル・イッサ・梅津太一朗(鹿児島大)
本研究は、芋焼酎廃液のメタン発酵処理の最適化を目指したものである.焼酎廃液とメタン菌の質量比、pH、初期COD濃度など、発酵条件を変化させたときのCOD除去速度係数を求め、最適発酵条件を見出した。また、発生したバイオガスのメタン成分やバイオガス発生速度から発酵特性との関連を明らかにした。
(P10)
有機系廃水の電極電気分解処理に関する基礎的研究
守田和夫・田中史彦・立石芳和・梅津太一朗・草木謙太郎・進藤昌子・西田都(鹿児島大)
本研究では、電極電気分解法による高濃度有機系廃水処理システムの開発を行うことを目的として、焼酎廃液を対象とする基礎実験を行った。その結果、電極電気分解は、固形分を含む廃水や粘性の高い廃水に対する処理に有効であり、また、有機系廃水の分解速度の推算が可能であることを明らかにした。
(P11)
焼酎廃液のメタン発酵処理に関する研究
守田和夫・田中史彦・アブドル・イッサ・梅津太一朗(鹿児島大)
本研究は、芋焼酎廃液のメタン発酵処理の最適化を目指したものである。焼酎廃液とメタン菌の質量比、pH、初期COD濃度など、発酵条件を変化させた時のCOD除去速度係数を求め、最適発酵条件を見出した.また、発生したバイオガスのメタン成分やバイオガス発生速度から発酵特性との関連を明らかにした。
(P12)
ニューラルネットワークによるサツマイモの画像処理選別に関する研究
田中史彦・守田和夫・西田都・草木謙太郎(鹿児島大)
本研究は、マシンビジョンによるサツマイモの選別を目的とするものである.サツマイモの形状に関する特徴抽出を画像解析により行い、ニューラルネットワークによる等級判定と、投影面積からの質量推定による階級判定を行った.その結果、正解率86.1%で判定が可能であることが明らかとなった。
(P13)
強酸性電解水による葉菜類の洗浄殺菌に関する研究
守田和夫・田中史彦・草木謙太郎・進藤昌子(鹿児島大)
強酸性電解水の特性及び殺菌効果について調べた。その結果、強酸性電解水による貯蔵庫内、葉菜類の殺菌効果は一般消毒剤の殺菌効果と同じ程度であった。また、葉菜類の貯蔵・浸漬・散水と水道水での比較では葉菜1gに対し洗浄液20ml、浸漬5分以上で完全に殺菌できることが明らかになった。
(P14)
近赤外線分光分析装置を用いた種子内部の成分分析に関する研究
宮本有佳・内ヶ崎万蔵・工藤謙一・世良田和寛・宮本眞吾・樋口俊郎・小山良(日本大学、東京大学)
近赤外線分光分析装置を用いて非破壊で種子の成分分析を行ない、内部成分量と発芽率や発芽までの日数との因果関係を調べた。種子を分析装置にかけて近赤外線の透過光強度を測定し、スペクトルを得る。それをソフトウェアで解析し、内部成分量を調べ、その後種子を発芽試験を行ない、発芽までの日数と解析結果を比較した。
(P15)
炭化バイオマスによる土壌水環境制御
菅浩・木谷収(日大)
炭化バイオマスによる保水材が乾燥地の緑化のために利用できれば、有機廃薬物を有効に利用でき、肥料効果や炭素固定などの効果も期待できるなどの長所があると考えられる。本研究では、籾殻燻炭、切藁燻炭、木炭を使ったpF試験を行ない、その保水性について検討した結果、籾殻燻炭と切藁燻炭は高い保水性を示し、木炭は保水性が低く、吸水力においても、砂のそれに劣るという結果になった。