The effect of filling rate on pressure ratio (k) and on tbe accuracy of theoretical equations proposed for k was investigated. The interaction of filling rate and depth affected the values of k and filling rate had to be considered in selecting the most accurate equation for k.
低コスト高品質穀物貯蔵乾燥法として、吸引(下方)送風累積貯蔵乾燥法を提唱し、本乾燥機の乾燥制御法として、乾燥空気の含水率を温度を制御して行う平衡含水率制御法を提唱し、シミュレーションおよび模型実験では好結果を得ている。最近本方式の乾燥機が販売されているが、完全な温度制御機能が備わっていない。このような場合に天気予測を加えて制御する方法を検討した。
Energy Efficiency は水分1kgfの乾減に要するエネルギ量(MJ/kgf-水)で、籾乾燥装置の比エネルギ消費量を表わし、設置計画や操業実績の比較評価に使われ、極めて重要である。諸文献から得られた平均値は、CEのA型(循環式乾燥機)で5.8MJ/kgf-水、B型(貯留ビン)で低温加熱の3.8MJ/kgf-水と除湿機操作の1.7MJ/kgf-水であった。調査した村山市農協のCEの乾燥装置は3.7MJ/kgf-水で、B型の範疇にあった。
上川ライスターミナル(株)名寄工場における(株)クボタ製大型循環式乾燥機の性能試験は供試籾「はくちょうもち」58tを用いて実施した。試験結果の既要は、籾水分25%を2回の調質時間を含めて29.5時間で14.8%に、仕上げ乾燥を行った。毎時乾減率は0.49%wb/h、送風温度むらは約2℃。灯油消費量60.51/h、熱効率は40.3%,水分1kg除去に必要な熱量は1,536kcal/kg、製品は全量1等米であった。
穀物乾燥貯蔵施設において、貯蔵穀物が発酵等により変質する事故が後を絶たない。本実験では実際の施設において二酸化炭素濃度変化の測定による結露の検知の可能性を検討した。籾層の上部で結露が発生した場合、上部空間内での二酸化炭素濃度の増加よりその検知が可能であった。二酸化炭素の拡散速度が小さいため、通風による二酸化炭素の強制的拡散を検討した。
籾を休眠状態に置くため温度・気体条件を変えて貯蔵試験を行った。温度が低い程、あきたこまちよりひとめぼれの方が早期に休眠したが、深い休眠は1ヵ月間程しか持続しなかった。12月後には酸素または二酸化炭素濃度が誘因と思われる深い休眠が起きた。貯蔵性と密接な呼吸量については、疋田らの結果と同様の関係が得られたが、休眠度との間では明確な関係は得られなかった。
インペラ籾すり機を使って、短粒種と長粒種の脱ぷ特性を調べた。短粒種は胴割れ率が多いが砕米率は少なかったが、長粒種は逆に胴割れが少なく砕米が多かった。長粒種の砕米率を下げる目的で、ライナー部にクッション材を使ったり、ライナー無しの脱ぷ試験を行った。その結果、砕米率は大幅に低下したが、同一脱ぷ率では改善が見られなかった。
中国ではハイブリッド種の栽培が普及しているが、その砕米率は在来程と仕べて高く、収量は予想より少ない。その原因を見出すために、それらの基礎物性および籾すりや精米時の砕米発生の特徴を考察した。胴割れ率と籾すり時の砕米率に高い相関があり、ハイブリッド種が最大の砕米率を示した。これは、長さ/厚さ比等の形状に起因する機械的強度が影響していると思われる。
発泡スチロール容器の氷の持続時間や最適氷量を求めるため、氷を入れて容器内外の温度を測定した。発泡スチロールの熱伝導度から氷の保持時間を計算したところ、多少の誤差はあったが推定できた。
容器を積み重ねて輸送するので、1箱だけ20〜30℃に置くより熱の侵入が格段に少ないので、内部の容器の氷の保持時間は長くなるとともに、量を減らすことが可能と思われた。
冷水冷却を中心に、各種予冷方法が、ダイコン、ブロッコリーおよびホウレンソウの鮮度保持に及ぼす影響を検討した。冷水冷却した野菜の重量減少率、黄化度は小さい傾向がみられた。ダイコンでは、予冷方法による硬度および糖度の差異がみられなかった。冷水冷却した野菜の鮮度は、他の予冷法よりやや良い結果を得た。ブロッコリーおよびホウレンソウに対して、冷水冷却法は適当であると考えられた。
真空冷却法ではほとんど冷却できないダイコンの根部を冷却することを試みた。水を含ませたレーヨン100%の紙布巾で包装するプレウェッティング処理により表面付近はよく冷却できた。しかし、標準的な冷却時間では内部まで十分冷却できず冷却むらが生じた。冷却むらは冷却時間の延長、または真空冷却後1時間程度の保冷の実施で解決し、内部まで十分冷却出来た。しかし水分損失などから予冷後に保冷を行う方法が有利と考えられた。
個体急速冷却による新しい予冷システムの構築のため、大きさ、内部状態、および形状などのキャベツの物理的特性が強制通風冷却速度に及ぼす影響を評価した。アーリーボールの赤道部の最大径と最小径および高さの3つの積から、体積を推定する式を導出した。キャベツの冷却過程は、フーリエの法則に従った。冷却速度に最も大きな影響を及ぼすのは質量で、仮比重の影響は小さい。
本研究では、イチゴのトラック輸送時の様々な路面状況における輸送振動の解析を試み、輸送振動によるイチゴの品質変化について調査した。輸送振動の加速度は、0〜5m/s2であった。パワースペクトルでは、3.25、7、及び13.5Hz付近にピークが確認された。イチゴの糖度及びアスコルビン酸含量は、振動を加えることにより低下した。
本研究は,オゾンガスが青果物に付着した細菌の殺菌と青果物が生成するエチレンの分解を同時に行うことができることに着目して、オゾンを利用した青果物貯蔵庫の開発を目的に基礎実験を行ったものである。ここではオゾンによる殺菌およびエチレン分解への貯蔵庫内環境因子の影響を明らかこするとともに、オゾン処理方法が青果物の品質に与える影響について調べた。
苫小牧−大洗間のTSLによる実験輸送を行い環境条件の測定を行った。TSLはフェリーの半分の時間で運航し、衝撃加速度も少なく、そのほとんどが1Hz以下の振動であった。輸送中にスイートコーンの品温は1℃上昇し、炭酸ガス濃度は11%まで上昇した。これは冷凍コンテナの能力不足あるいは予冷不足が原因と思われた。
TSL運航実験の際に実施した、冷凍コンテナによるスイートコーンの輸送実験における品質変化を調査した。積載時の品温は11〜16℃で、予冷が不十分であり、輸送中に品温の上昇が見られた。目減りは1%以内であった。輸送によりBrixは最大で1.0減少した。輸送前後の包皮の可視分光反射率を測定した結果、色相角が減少し、緑色が減退し黄化が生じていることを示した。
シミュレータによる選果包装施設の合理的設計の指針を把握することを目的に、最新のフルダイナミック割り付け方式である福島県白河農協のトマト選別包装施設をモデルとして、等級選別、箱詰め作業における作業のタイムスタディを行った。
磁場処理水での植物生長に対する影響を検討した。メロンにおいては、ほぼ全測定期間で葉の重量増加が認められ、またCa、Mg濃度も処理区のほうが上回っていたが、他の試料では必ずしも同様な傾向は認められなかった。サラダ莱での水耕栽培試験では磁場処理で成長促進が認められたが、局所的な他環境因子変動による影響なども含めてきらに検討を進める予定である。
3種類の磁石を用いた磁場処理水のトマト、キュウリ、プリンスメロンの栽培試験を行った結果、いずれの場合も初期の葉重量は隣接する未処理区に比べて、磁場強区で増加する傾向が見られたが、収穫量においては、顕著な差ではなかった。機能水の影響確認のための栽培試験の場合には、環境要因の均一化あるいは試験区の配置変更などの工夫が必要であることが明らかになった。
園芸用ハウスの基礎部周辺土壌の補強手段として、セメント系固化材を用いた改良土の材料特性を試験した。関東ローム土を用いて試験を行い、目標とする一軸圧縮強度100N/m2を得るための固化材の配合割合・練り混ぜ方法等について明らかにした。また、砂質土を用いた試験も行い、土質による改良土特性の差を明らかにした。
園芸用施設の新しい基礎工法を開発するため、現地での掘削土壌にセメント系固化材を混合したソイルセメントを用いて、市販のコンクリート製置き基礎を埋め戻す工法を考案し、ソイルセメント基礎と名付けた。このソイルセメント基礎に大型連棟ガラス室等の基礎に作用する鉛直引き抜き力及び水平荷重を加えて、この工法の妥当性を検討し、その結果、十分な強度を有する基礎工法が築造できることが確認された。