要 旨
我国の温暖域における肥育豚舎は、開放型構造様式のものが広く普及している。この構造様式においては屋根面からの熱移動が豚舎内温熱環境に与える影響が大きい。本研究は、上記構造における場合の屋根構造の決定を目的にしているもので、木更津市郊外の豚舎を対象に、熱貫流抵抗が異なる屋根面からの熱移動について夏期と冬期の実測を行い、次の点を明らかにした。
当地区の外気環境下においては、屋根面の熱貫流抵抗が 1m2h℃/kcal の場合であれば問題なく、具体的には、空気層 50mmを合む波板鉄板に 20mm断熱材、3mm厚のべ二ヤという屋根構造で十分であることを指摘している。