要 旨
新鮮な空気のもとで子牛を飼うことを目的とした施設であるカーフハッチにおいて、どの程度の換気量が得られているかを、種々の条件下で測定した。カーフハッチは、米国MWPSが推奨しているタイプのものを用い、子牛かちの顕熱発生は、面発熱体を用いて作製した子牛模型により再現させた。換気回数の測定はCO2ガスによるガス濃度変化法によった。測定の結果、無風時においてもカーフハッチでは、80回/hを越える換気回数が得られており、十分な新鮮空気が与えられていると言える。また、屋根勾配の違い(水平及び1/8勾配)や前面開放部の25%以下の覆いは、換気回数にあまり影響していなかったが、50%以上の覆いは著しく換気量を減じた。