要 旨
微小水平面に下向きに入射する放射熱量に対する畜舎構造因子の要因効果(3、4報)を家畜の体表面に入射する放射熱量に基づいて評価するために、豚を対象にして、放射伝熱に関して豚と等価な円筒モデルを設定し、円筒モデルの屋根内表面に対する形態係数と徴小水平面のそれとを比較検討した。その結果、3報と4報に示した要因効果は、豚体表面に入射する下向き放射熱量に及ぼす畜舎構造因子の影響を定性的にはほぼ評価しているが、定量的には屋根内表面が関与する放射熱量を約 2.8〜3.0倍だけ過大評価し、天空から直接入射する放射熱量を約0.6〜0.8倍だけ過小評価していると判断された。