要 旨
ナフタリンを塗った、10cm×10cmの測定体を牛体胴部に貼り、実物の牛体の胴部の物質伝達率を求めた。 牛体胴部の物質伝達率は、呼吸の影響により、前報の模型実験から求められた値よりも、約4.7倍程度大きくなった。また、牛体全体の物質伝達率は前報の模型実験で得られた値よりも気流速が0.1m/sの時、約2.7倍、0.2m/sの時、約2.1倍大きくなった。 高温時における熱性多呼吸が畜体表面からの放熱に大いに役立っていることが推測できた。