要 旨
単粒の米粒を供試した一軸圧縮試験を行い、破壊荷重に及ぼす種々の要因を調べた。高水分域ではもみと玄米とがほぼ同程度の値を示したが、12%wb以下の低水分域では両者の差は拡大した。これは穎の果たす役割が脱水により冷しく変化したためと思われた。破壊荷重は供試姿勢により異なっており、長軸方向に荷重を受ける場合が最も小さい値であった。熟度の影響については、登熟日数の経過に伴い二次関数的な変化を示した。品種間の差異をみると、日本型イネのうるち米は他の供試品種に比ベてやや大きな値となっていた。