要 旨
畜産廃棄物の再資源化と地域利用を目的として、豚ふん尿のメタン発酵特性調査とバイオガスエンジン駆動試験を行った。35℃の単槽メタン発酵で最大ガス発生速度、950ml/l/日(370mg/g-vs)を得、CH4濃度は58〜76%(他はCO2)であった。連続発酵(35℃)で有機物負荷が2.8〜7.1g-vs/l/日の時、ガス発生(840〜1,150ml/l/日)、CH4濃度(67〜72%)およびCODcr除去率(61〜63%)がそれぞれ最大であった。CH460%とCH480%の等価混合ガスを燃料とし、空燃比を調整して4サイクル点火式エンジン(550cc)を駆動し最高出力15PSを得た。500頭規模の豚舎を想定すると約13時間のバイオガス駆動が可能と推算された。