要 旨
ヒートポンプ除湿乾燥機を試作し、米麦について通気乾燥を行い、乾燥能率、乾燥むら、乾燥に要するエネルギおよび経費、胴割れ率等について実験、調査した。
その結果、過乾燥を防ぐため、 仕上げ時に通気相対湿度を、米では60%、麦では50%で行った場合、乾燥時間は2日〜3日を要するが、水分蒸発に要する乾燥エネルギは従来の火力乾燥に比べて1/2〜1/4程度で、乾燥経費も安価であるとの結果を得た。また乾燥による胴割れ増加はほとんどなく、特に早期米では火力、天日乾燥に比べ非常に少ないことが明らかになった。