農業施設18巻3号
1988.3,63〜68
論文:

乳房清拭作業に関する研究
−乳房付着物の定量的測定法−

佐原傳三・相原良安・市川忠雄

要 旨

 乳房清拭作業における作業の出来高の評価法を確立するために、乳房清拭時の清拭効果を定量化する方法を検討した。すなわち、牛の乳房に付着する汚物は、大部分が牛糞であるとみなし、種々の牛糞の溶解液について溶解前の牛糞重量との関係を調べ、乳房洗いに用いた水の汚れ具合から、乳房付着糞量を推定する方法を検討した。その結果、乳房洗いに用いた水を濾過したときに得られる濾紙上の付着乾燥糞重量と濾過液の化学的酸素要求量(COD)より、洗い落とされた糞の重量を推定できることを明らかにした。


農業施設学会