要 旨
搗精工程で発生する米糠粉じんの爆発危険性を評価するために,ハルトマン装置を用いて、最大爆発圧力・最大圧力上昇速度と米糠の濃度、含水率、粒径との関係を調べた。その結果、爆発最適濃度は500g/m3程度であった。含水率が減少すると最大爆発圧力と最大圧力上昇速度はともに減小した。粒径の変化に対してはピーク値が存在した。また、粒径が増大し、含水率が増加すると火炎伝播時間は増加した。他の粉じんとの比較実験を行い、爆発激度に関して比較検討を行った結果、米糠の絶対爆発激度は最も小さかった。さらに、Kst値によって粉じんの爆発性を評価するために理論的な考察を試みた結果、円筒状の小さい容器から得られた突験データを基にしてlm3規模での爆発を評価できるようになった。