要 旨
前報に続いて、共乾施設を対象として、施設内空気環境レベルの把握と環境改善のための基礎資料を供することを目的に浮遊粉塵濃度と浮遊微生物濃度を測定した。測定結果から、浮遊一般細菌濃度と浮遊粉塵濃度の関係は指数関数によって表すことができた。また、この関係を単純なモデルを設定することによって、実験的に得られた値と近い値を導くことができた。さらに、共乾施設における浮遊粉塵単位量に付着する微生物の数(質量付着密度)は4.5×104〜4.5×106CFP/mgなる値が得られ、牛舎における値より低いものであることが明らかとなり、この値を用いて浮遊粉塵濃度と浮遊微生物濃度の関係を表示することが可能であることを示した。