要 旨
柱脚部を地中押込式としたパイプハウスについて、3種の間口サイズ、2種の棟部接合方法、側面ブレースの有無による12体の実物大強度実験を行いその耐力を求めた。また、理論解析との適応性について考察した。
その結果、1.パイプハウスは靱性が極めて高い、2.スパンLに対するライズfの比が小さくなるスエッジタイプの棟部接合方法は、外ジョイントタイプに比べて30%程度耐力が低下する、3.ブレースを設けない場合は20%程度耐力が低下する、4.理論解析において、パイプ地中先端部で固定支持されていると仮定しての解析が可能である、5.柱部分の地中押込角度が垂直に近くなると(柱脚部スパンと肩部スパンが同程度になると)、変形量が棟部で25〜60%、肩部で15〜40%増大する、ことなどが明らかになった。