要 旨
カントリーエレベータ(CE)の貯蔵乾燥ビンを用いて、生籾と半乾籾を混合し、混合後の通風及び無通風の貯留実験を前報に引続いて行った。この方式は混合貯留過程において、生籾と半乾籾間の水分移動が行われ、通風の有無にかかわらす標準偏差が減少するので、貯留性が向上した。また、品質の面では、胴割れ、脂肪酸度、カビの汚染、発芽率を経時的に測定したが、以上は認められなかった。したがって、穀物乾燥施設に混合貯留乾燥方式を導入し、混合攪拌装置を有する貯留ビンを利用することにより、施設の低コスト化と品質向上が期待できる。