農業施設21巻3号
1991.3,175〜182
論文:

家畜用歩行型計量システム(英文)

龍吉生・高畑英彦・梅津一孝・干場秀雄・竹山一郎

要 旨

 計量台、表示器とアニマルスペーサからなる家畜歩行型計量システムを開発した。表示器はロードセル付き計量台を通過する家畜の荷重変動から、家畜の体重を推定しデジタル表示する。アニマルスペーサは計量台への複数の家畜の侵入を防止し、1頭ずつの歩行計量を確実にする効果があった。10頭のホルスタイン乾乳牛と11頭の黒毛和種を用い、歩行体重について5〜6回の反復試験を行い、静止体重との比較から計量精度と誤差発生要因について検討を行った。計量台の上において牛の歩数が3歩以上確保できた場合、歩行体重の計量データは個体測定誤差が体重の+/-1%以内、正確度+/-2kg以内、精密度5kg以内の評価基準を満たした。


農業施設学会