要 旨
物質伝達に関与する牛体および豚体の体表面をその表面積を求めるため、乳牛および豚の行動、特に姿勢と有効体表面積との関係を調べた。
乳牛のストール内での横臥姿勢は4パターンで、全体表面積に対する有効体表面積の割合はパターンに関係なく約67%であった。また乳牛の1日における全体表面積に対する有効体表面積の割合は牛の体重と相関関係があることが示された。 豚は1日の約82%を横臥姿勢で過ごしていた。豚の全体表面積に対する有効体表面積は単独で寝ているときは約75%、かたまって寝ている場合の中央で寝ている豚は46〜64%、その端で寝ている豚は約80%になることが示された。また、Boon(1982)の報告におけるHuddling Indexを使用して、下部臨界温度付近における豚の全体表面積に対する有効体表面積の割合を推定したところ、体重40〜65kgの豚では約80%になることが示された。キーワード:横臥姿勢, 物質伝達, 有効体表面積