要 旨
最大堆積量150tonの大規模貯留乾燥ビンを用いて、籾の累積混合貯留乾燥実験を行った。この方法は、一つの貯留乾燥ビンに生籾を累積的に継ぎ足し投入し、攪拌混合しながら仕上げ水分まで乾燥する方式である。20日間の貯留乾燥によって所定の水分まで均一に乾燥され、水分のばらつきは標準偏差で1%以下であった。また、品質面においても、胴割れ、発芽率、胚活性度、脂肪酸度等にも異常は認められず、食味試験の結果も自然乾燥あるいは火力乾燥と比較して劣らなかった。キーワード:混合貯留乾燥, 火力乾燥, 自然乾燥, 籾水分, 品質, 脂肪酸度, 食味