要 旨
乳牛糞尿スラリーを対象とした中温嫌気発酵を行うにあたり、発酵槽の設計や運転操作方法の確立に重要な動力学的パラメーターの検討を目的として、連続投入発酵試験を種々の条件下で行った。実験値からメタンガス生成速度と投入原料の有機物濃度、滞留時間の関係について、Chen-HashimotoモデルのK値を適用して検討した。K値と固形分濃度Soの関係は次式で表された。K=0.614 exp 0.021 So
また、Chen-Hashimotoモデルは発酵槽有効容積当たりのメタンガス生成速度(Vv)を高精度で予測できた。予測値と実験値の比は平均で0.99、標準偏差が0.11であった。
キーワード:動力学的パラメーター,嫌気発酵,メタン,バイオガス,乳牛糞尿スラリー