要 旨
透明断熱壁体を用いた入射率自然制御型パッシブ温室の実験棟によって、メロンの通年栽培実験を行った。ビニルハウスを比較棟にして、両者における生育上の差異を明らかにした。1.実験棟では比較棟に対して初期の生育がやや早く、葉面積が大きく、そして茎が細くなる傾向がある。2.品種選定が適切であれば実験棟では、果実の重量、ネット形成、糖度ともに比較棟よりも良好になる。3.温室北側の反射効果による集光力を強化すると、冬期の栽培が比較棟よりも良好になる。キーワード:パッシブ制御,グリーンハウス,省エネルギ,断熱,遮熱,メロン栽培