要 旨
太陽熱の利用効率を高めるためには、乾燥ドラムから汚泥を押出して乾燥することが有効であることを踏まえて、試作した汚泥乾燥装置の乾燥ドラム内での汚泥の挙動と排出過程およびその乾燥過程について検討した。ドラム内の汚泥の挙動を説明するため、ドラム内壁と汚泥との摩擦と滑りについて力学的な解析を試みた。また、アクリル製の透明回転ドラムに汚泥を入れて、ドラム内の挙動を観察するとともに、ドラムに穿孔した小孔の直径やドラム回転速度を変化させて、ドラム小孔から押出される汚泥の排出量に対する影響について検討した。さらに、排出される汚泥の乾燥特性を調べて、ドラム小孔の寸法について汚泥の排出量と乾燥速度の観点から考察した。キーワード:汚泥, 太陽熱, 回転乾燥ドラム, 排出, 乾燥