要 旨
藍藻Spirulina platensisを供したフォトリアクタによるCO2固定を物質移動係数KLaにより評価した。また細胞表面積を画像処理により計測し、細胞比表面積aの決定および粒径分布測定を行った。得られたaの値を用い、細胞を触媒とみなしたときのCO2移動係数kCO2Lを検討した。細胞の表面積は約5.0(m2/g-d.m.)であり、kCO2L値は0.8〜1.0(×10-4m/day)程度であった。回分培養の実験結果から、細胞増殖時の直線期におけるkCO2L値は最大値の1/5以下に低下すると算出された。培養後期(14日目)での細胞表面積の分布はワイブル分布との相関が高く、攪拌による細胞の破壊が生じていることが推察された。キーワード:スピルリナ, CO2固定, 画像処理, 回分培養