要 旨
アオコを含んだ培養水ならびに湖沼水を供試し、オゾンおよび紫外線(UV-C)で処理し、アオコの活性に対する阻止効果を調査した。オゾンより紫外線処理による効果は顕著であり、培養水ではクロロフィルa濃度で327μg/Lまで完全な活性阻止が得られた。湖沼水の供試においてクロロフィルa濃度で74.7μg/Lの標本では完全に活性を阻止できたが、明白な傾向は見られずその効果は不安定であった。その効果の不安定性には水中のSSの形態やアオコの生態が深く関係していると思われる。紫外線処理の効果を向上させるためにはSSのクラスターやアオコのコロニーを粉砕することが必要であると思われる。キーワード:活性阻止, オゾン, 紫外線C波, アオコ生物