農業施設28巻2号
1997.9,53〜60
論文:

アオコ生物活性阻止に閑する研究(1)
−オゾンおよび紫外線による処理効果−

院多本華夫・前川孝昭

要 旨

 アオコを含んだ培養水ならびに湖沼水を供試し、オゾンおよび紫外線(UV-C)で処理し、アオコの活性に対する阻止効果を調査した。オゾンより紫外線処理による効果は顕著であり、培養水ではクロロフィルa濃度で327μg/Lまで完全な活性阻止が得られた。湖沼水の供試においてクロロフィルa濃度で74.7μg/Lの標本では完全に活性を阻止できたが、明白な傾向は見られずその効果は不安定であった。その効果の不安定性には水中のSSの形態やアオコの生態が深く関係していると思われる。紫外線処理の効果を向上させるためにはSSのクラスターやアオコのコロニーを粉砕することが必要であると思われる。

キーワード:活性阻止, オゾン, 紫外線C波, アオコ生物


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