要 旨
中温連続式発酵槽より排出された脱離液乳牛糞尿スラリーを種汚泥とした嫌気発酵回分試験を行い、中温から冷温域(42.5から5℃)にかけてのメタン生成量の発酵温度依存性を指数的成長回帰モデルを援用したモデル式を用い検討した。その結果、このモデル式は、累積メタンガス生成量とメタン生成率の予測モデルとして有効であることが明らかとなった。また、発酵温度20℃を境に冷温域のメタン生成量は著しく減少し、発酵温度が高くなるほどメタン生成率は高くなることが明らかになった。キーワード:メタン発酵, 乳牛糞尿スラリー, 温度依存性, 回分発酵, 冷温発酵