要 旨
乳牛糞尿を原料とした連続式嫌気発酵槽より排出された消化脱離液の貯留式嫌気発酵試験を行い、その温度依存性を明らかにするとともに、貯留式嫌気発酵単独システムと連続式嫌気発酵槽及び貯留式嫌気発酵槽の複合システムについて比較を行った。その結果、貯留式嫌気発酵からの生成ガス中のメタン濃度は、消化脱離液、乳牛生糞尿の投入原料の違いによる差はないことが明らかとなった。また、複合システムは単独システムに比べ効率的にメタンガスが回収できることが明らかとなった。キーワード: 貯留式嫌気発酵, 消化脱離液, 連続式嫌気発酵, 温度依存性, 乳牛糞尿スラリー, メタン発酵