要 旨
関東ローム土(火山灰質粘性土)地盤におけるプラスチックハウスの基礎として、角形鋼管杭を用いた基礎の設計法を検討した。水平方向耐力の算定に必要となる地盤の水平地盤反力係数に関して、簡易な地質調査法であるスウェーデン式サウンデイング試験の結果を用いる推定法を提案した。引抜き抵抗力の算定には、一般の土木・建築分野で用いられている周面摩擦応力をN値から推定する方法を用いた。地盤強度と杭の施工性から長い杭か短い杭の選定を行い、杭単体での引抜きに対する抵抗力が不足する場合に井桁を用いて補強する方法を提案した。また、一般的な連棟ハウスを対象として杭基礎の設計例を示した。キーワード: プラスチックハウス, 杭基礎設計, 水平地盤反力係数, 周面摩搾応力, N値