農業施設30巻2号
1999.9,111〜116
論文:

畜舎の臭気に関する研究(3)
−豚糞からのアンモニアの揮発率と発生量−

福重直輝・川西啓文・森嶋博・宮野則彦・都甲洙

要 旨

 本研究は豚糞の含水率により変化するアンモニアの揮発率を定量化した。豚糞を20℃、30℃、40℃の気温下に置き、その糞からのアンモニアの発生量を測定し、前報の豚糞のアンモニアの揮発率CAに1を代入した値から求められる発生量との比から揮発率CAを求めたその結果、豚糞の含水率およぴ気温と豚糞のアンモニアの揮発率の間には相関関係が認められた。また、前報で求められた豚糞のアンモニアの物質伝達率と本論文での揮発率から豚糞からのアンモニアの発生量を推定した。

キーワード: 豚糞, アンモニアの発生量, 物質伝達率, 揮発率, 含水率, 気温, 経過時間


農業施設学会