要 旨
磁性式ビーズカラムリアクタ(MBCR)の処理能力を向上させるため、ターンテーブル式MBCR(TMBCR)を試作して脱窒の処理能力について検討した。固定床式MBCR(FMBCR)とは違い、TMBCRは磁石を乗せたターンテーブルを持ち、その回転によってビーズ床に動きを与える構造になっている。この動きによって、ビーズ床内部およぴ表面の閉塞を防ぐ。HRT1時間の時、TMBCRはFMBCRに比ベ、硝酸態窒素除去率を10%、窒素除去速度を23%それぞれ向上させた。さらにTMBCRは、硝酸態窒素負荷速度の上限を70から107.19mgN/l/hrに向上させた。加えて磁性ビーズとビーズに保持された菌体を視覚的に調査するためのSEM観察がなされ、適当な前処理方法が提言された。キーワード: 磁性ビーズ, 磁性ビーズカラムリアクタ, 移動式ビーズ床, SEM