要 旨
大豆は吸水の過程で膨張することが知られている。本研究では大豆の吸水特性を明らかにするとともに、吸水による大豆の膨張度合いをビデオマイクロスコープにより記録し、画像解析を行うことで膨張度合いと含水率の関係を明らかにした。その結果、以下の知見を得た。1)大豆の膨張度合いは含水率の関数として表現される。2)吸水速度係数はArrhenius型の温度依存性を持つ。3)膨張による断面積の経時変化は吸水速度式と同型の式で近似される。このとき、断面積の膨張速度に係る係数には、温度に対して Arrhenius型の依存性があることが確認された。以上の結果から、大豆の吸水による含水率変化は、膨張度合いの画像解析により予測できることが示された。キーワード: 大豆, 吸水, ピクセル数, 2次元, 活性化エネルギ, アレーニウス式, 含水率