農業施設32巻4号
2002.3, 161〜170
論文:

経済性、エネルギー、エントロピーによる家畜飼養の評価

池口厚男・干場信司

要 旨

 農業生産を経済性からだけではなく、エネルギー、環境負荷から、資源物理学の概念を適用し、エントロピーを用いて単位生産、単位収益当たりの環境負荷という指標を提示し、異なる地域、飼養形態の鶏卵生産を対象に試算し検討した。経済性の観点では寒冷地域の閉鎖型畜舎による生産が最も収益が高いが、提示した指標による環境負荷を考慮した場合は、温暖地域の開放型鶏舎による生産が最も環境負荷の少ない生産と試算された。

キーワード: エントロピー、採卵生産、鶏舎、評価


農業施設学会