要 旨
現在、中国における緑色干しブドウの等級選別は、選果場において目視と人手により行われており、判定の個人差および外観品質の定義の上明確さなどのために、均一な等級選別には多くの課題が残されている。本研究では、汎用画像処理装置を用いて緑色干しブドウの外観品質情報の取得を行い、選別装置の開発に向けた基礎的な知見を得る一方、カラー画像センサによる等級判定の可能性を検討した結果、特徴的な果皮色においてしきい値を適切に設定することにより、目的の秀、良、格外の3等級区分に平均で91.4%の判別率で判別可能であることが明らかとなった。キーワード:果皮色判別、カラー画像センサ、しきい値、中国産緑色干しブドウ、汎用画像処理装置