要 旨
パインアップル(スムース・カイエン種)は、熟度や内部障害を表皮色などの外観から評価することが難しいことから、収穫したパインアップルの内部品質を非破壊で評価する装置の開発を行った。開発装置に用いる非破壊評価手法を検討した結果、ハロゲンランプ光による透過光量にその可能性を見いだした。そこで、パインアップルを透過した光を高感度カメラで映像として捉え、その映像を画像処理して数値化し、熟度や内部障害果を評価する定置型装置を試作した。試作装置による熟度の評価は、表皮の着色程度には関係なく可能であった。また、内部がコルク化した花樟病果は、透過してくる光の量が極端に少なくなることから評価が可能であった。キーワード: パインアップル、非破壊評価、熟度、障害果、透過光、定置型装置