農業施設37巻3号
2006.12、139〜144
論文:

エダマメ莢の全面撮像技術の開発

片平光彦・嶋田浩

要 旨

 エダマメの精選別作業は、手作業で行われているため作業能率が低く、高能率な選別機の開発が要望されている。本報においては、エダマメ選別機の開発に必要なエダマメ莢全面の効率的撮像方法について検討を行った。
 搬送用ベルトコンベアから落下するエダマメ莢の全面を120°に連結した二面鏡で撮像した。また、エダマメ莢は、落下に際して傾斜するため、姿勢安定板を用いて落下方向に平行となるようにした。二面鏡と姿勢安定板で構成した撮像部を組み込んだ試作撮像装置は、エダマメ莢全面の撮像が可能で、画像処理と目視で傷害の有無を正確に判定した割合は、それぞれ全体の79%であった。

キーワード: エダマメ莢、選別機、全面撮像、姿勢安定板、判定精度


農業施設学会