見学会の見どころ

  1. キュウリの共選・貯蔵施設(JAすかがわ岩瀬)
     今年、完成したばかり。日処理量90t/日の能力を持つ建築面積5354.02m2(延べ面積9225.48m2)の巨大な施設。予冷自動倉庫を持ち、等階級はカメラ選別、箱詰めは箱詰め吸着パッド(従来の個別吸着パッドとは異なる)を採用。

  2. トマト共選施設(白河農協)
     最新のトマト共選施設。特に注目されるのは、等階級排出口のダイナミック割付方式。画像処理装置によりトマトの等階級を決定した後、空いているラインを自動的に選択してストックラインへ割りつける。これにより排出口数の削減と荷口の集中化の分散、作業員の効率的な作業体系を実現している。空キャリア自動ストッカー、製品分配装置等も見もの。

  3. 植物工場・水耕栽培施設
     植物工場は人工光室、補光室、播種作業室、管理兼休憩室、作業調整室から成り、照明は高圧ナトリウムランプ、栽培装置はM式装置と移動ベンチシステムを採用した床面積約1024m2の施設。水耕栽培施設は地域の農業者の共同体で行われている施設。総面積9142.5m2で1993年完成。栽培棟、育苗棟、管理棟から成る。栽培装置はNFTタイプ。

  4. ライスプラント(精米工場)
     一般に請負メーカーの装置で構成されている施設が多い中、ここの施設はそれにとらわれずに各メーカーの得意分野の装置を組合わせて完成させているのが特徴。

  5. 搾乳ロボット・搾乳管理施設
     北海道の一部の大学等に既に導入され研究がなされているが、日本全体でもまだ3ヶ所しか導入されていない搾乳ロボット。1995年に建設されたばかりのパーラーは3頭タンデムサイドステップ式で、これと連動したパソコンによる酪農管理システムも必見の価値有り。


農業施設学会